小児歯科

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お子さんの反対咬合(受け口)を治すならパナシールド(歯列矯正用咬合誘導装置を使用した反対咬合改善治療・小児矯正・マウスピース矯正)

2018/03/07

お子さんの反対咬合(受け口)は低位舌を拳上し下顎体の位置を正すことで 反対咬合を改善します

マウスピースで低位舌を挙上してオトガイ筋を弛緩させ下顎体を後方に誘導するシステムが パナシールド

 

 

パナシールドは反対咬合(受け口)

前歯部の被蓋改善の初期治療に有効です。

初診時:3歳7ヶ月、機能性の反対咬合と診断し、

パナシールドによる治療を開始した。

6ヶ月後:約6ヶ月で被蓋が改善された。

(パナシールドの使用状況や歯列により個人差があります)

永久歯列期まで経過観察を行った。

    正常な咬合を維持している。

 

 

 

反対咬合(受け口)は中顔面が未発達となり顔貌を大きく変化させてしまう不正咬合です。

早期の治療が必要です。放置をすれば結果的に正しい成長を妨げます。

 

 

そもそも【反対咬合】とは?

正常の噛み合わせでは、上の前歯は下の前歯より前方に位置します。反対咬合とはその前後関係が逆になった状態で、下の前歯が上の前歯より前後に出ている状態をいいます。

「なぜ反対咬合(受け口)になったのか?」

「遺伝でしょうか?」

歯並びの不正には原因があります

遺伝的要素は全くないとは言いませんが、

少なくとも乳幼児期における【反対咬合】は悪習癖などの後天的な影響が大きく、なんらかの原因があると考えております。

反対咬合は、機能性歯性骨格性に分類されます。

機能性反対咬合

簡単に言うと癖や口の周囲の筋肉のバランスが悪くて歯並びが悪い状態

歯性反対咬合

の軸が傾いていて歯並びが悪い状態

骨格性反対咬合

顎の成長のバランスが悪くて歯並びが悪い状態

①→②→③に育成につれて重傷度が増していきます。

しかしながら、乳幼児期の反対咬合はほとんどのケースで①の機能性反対咬合にあたります。

乳歯列期では、下顎の位置は固定的ではなく成長によって変化していきます。小児期の段階では、筋のバランスのズレによって起こる機能性の反対咬合や、乳歯の早期脱落や乳犬歯の早期接触などにより引き起こされる反対咬合がほとんどであり、早期治療により改善が期待できます。

乳幼児期の反対咬合を放置すると、前歯を使った食育ができないので、あごを正しく育成する事が出来きません。その結果、6歳頃に前歯が乳歯から永久歯に萌え変わり始めても、成長不足のあごに合わせて反対咬合になります。それが②の状態です。

そして第二次成長期に③となっていく可能性が上がります。③の状態になると顎の手術になる事もあります。反対咬合に関しても、時期がとても重要です

親御さんからお子様のお口をみて「おかしいな?」と思ったら様子をみてはいけません。

 

 

下記の図で示すように、矯正治療は治療時期を4つに区分致します。

機能性の反対咬合の場合は全て乳歯の時期から治療を開始します

乳歯列期 

すべて乳歯の時期

混合歯列期前期 

6歳〜前歯のみが永久歯に交換している時期〜

混合歯列期後期

9歳〜犬歯(糸切り歯)が永久歯に交換する時期〜

永久歯期 

12歳〜乳歯がすべて永久歯に交換して第二大臼歯が萌出してからの時期〜になります。

当医院では9歳(混合歯列期前期)までに治療を終えることをおすすめしてます。

その理由は4つです

歯の萌出犬歯が萌出する前なら、前歯だけの問題で済みます

成長  :第二次成長期の顎の成長を利用できます

モチベーション自我の芽生える前なら、親のやる気だけで治せる

装置の適合犬歯が萌出し始めると装置が不安定になる

※もちろん永久歯に生え変わった後からでも矯正治療は可能です。しかし顎の成長が止まった状態での矯正治療は、歯が生えるスペースがない場合は、健康な歯を抜歯してスペースを確保し歯並びを改善する場合があるため、混合歯列期から矯正するよりかは負担がかかる場合があります

混合歯列期からの矯正治療は『床矯正』と言って顎の成長を促進させながら歯並びを改善し誘導する矯正治療をご提案しています

 

 

機能性の反対咬合には下顎を前に出すトリガー(引きがね)があります。

この反対咬合の原因を早期発見し、改善することが大切です

 

下唇が飛び出しています。

反対咬合は上顎の発育刺激が不足しています。

被蓋が改善されたら咬断運動により、

上顎骨を育成することが大切です。

 

 

パナシールドは低位舌を機械的に挙上します。

結果として下顎体を後方に誘導します。

 

 

 

 

舌の正しい位置は、舌の先端が上顎の前歯のすぐ後ろに位置し、唾液を嚥下するたびに舌が口蓋に密着する状態。

舌が日常的に上顎に触れていることにより歯列や骨格を前方・側方に押して上顎骨の成長をしている。

しかし、低位舌は舌の先端の位置が低く、舌が口蓋に触れておらず上唇の周囲の筋肉が歯列や骨格を内側押さえつける。日常底に舌は嚥下時に下顎前歯を裏側から押している状態である。

低位舌の状態が乳臼歯が放出する1歳半頃までに続いていると舌と口腔周囲の筋肉のバランスが崩れ、機能性の反対咬合になることがある

パナシールドで低位舌を挙上してオトガイ筋を弛緩させ下顎体を後方に誘導するシステム

パナシールドの内側のくぼみに舌を乗せ、口を閉じることにより舌が前歯を押し上げるように働き、下唇が内側に入り込む力が自然に発生します。そうすることにより反対咬合が改善する仕組みです

使用方法は夜間寝るときに装着するだけです

出かける時は使用しません(パナシールドをなくしてしまうことがある為です)

しかし、日中も使えるようなら装着していた方が舌の訓練や顎の成長は促しやすくなります

また、舌の筋肉をトレーニングして舌が挙上するようにすることも行っていきます

 

 

 

このような受け口(反対咬合)になっている場合は

4歳頃から矯正治療を始めます

矯正の時期は乳歯列期(全て乳歯の状態)になります

パナシールド使用前

パナシールド使用後

使用時間や反対咬合の状態によりますが

数ヶ月から半年程度で改善する場合があります

(個人差があり1年かかる場合もあります

 

 

 

  • 反対咬合の患者さんは上唇の圧力が通常より強いので、パナシールドを装着することにより、上口唇圧を軽減し上顎前歯の前方誘導を促し、口唇圧のバランスを保ちます。
  • 主に就寝時に着用します(約6ヶ月~1年間)。
  • パナシールドは軟性素材なので、床装置との併用が可能。床装置の補助装置として使用できます。
  • 治療後も再度発症することがあります。反対咬合や前歯部の被蓋が浅くなるようでしたら保定としても使用します。
  • 反対咬合の患者さんは前歯で噛む習慣があります。臼歯でしっかり噛むように前歯部に溝があり、咬合力の中心である第二小臼歯部、大臼歯部で咬合する構造になっています。

 

 

 

 

お子さんの反対咬合で心配の方はお気軽にご来院ください

 

 

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