小児歯科の選び方完全ガイド|子どもを歯医者嫌いにさせない7つのポイント
お子さまの歯医者さん選びで迷っていませんか?
「初めての歯科デビューで泣かれたらどうしよう」「治療を嫌がって通えなくなったら困る」そんな不安を抱える親御さんは少なくありません。実際、小児歯科選びは単に虫歯を治すだけでなく、お子さまの将来の歯の健康を左右する重要な決断です。

- 乳歯を軽視してはいけない理由
- 子どもを怖がらせない環境づくりの工夫
- 予防歯科への取り組みを重視する
- 丁寧な説明とコミュニケーション
- 最新設備と衛生管理体制
- 矯正治療への対応と連携体制
- 通いやすさと診療時間の柔軟性
- お子さまの未来の笑顔のために
当院はママと子供の歯医者さん加盟医院です
ママとこどものはいしゃさんのロゴマークは厳しい審査基準をクリアした医院だけがつけている「安心・安全の歯科医院のシンボルマーク」です。

乳歯を軽視してはいけない理由
乳歯の特徴と進行の早さ
乳歯は永久歯に比べて柔らかく、虫歯の進行が早いという特徴があります。
しかも痛みが出にくいため、気づいたときには神経まで達していたというケースも珍しくありません。「どうせ生え変わるから」と軽視してしまうと、永久歯の歯並びや虫歯リスクにまで影響してしまうのです。
本記事で分かること
本記事では、歯科医師の立場から安心して通える小児歯科を見極めるための7つの具体的なポイントをお伝えします。治療方針、予防への取り組み、設備環境、そして何より「歯医者嫌いにさせない工夫」まで、実際に確認すべき判断基準を詳しく解説していきます。
子どもを怖がらせない環境づくりの工夫
歯医者嫌いは一度の経験から始まる
歯医者嫌いは一度の嫌な経験から始まります。
無理やり押さえつけて治療をする、いきなり器具を口に入れる、痛みへの配慮が足りない。こうした対応は子どもの心に深い傷を残し、将来にわたって歯科医院を遠ざける原因になってしまいます。
「TELL-SHOW-DO」コンセプト
当院では「TELL-SHOW-DO」というコンセプトを採用し、話して・見せて・実行という段階を踏むことで、子どもを不安にさせない工夫をしています。
段階的なトレーニングの実施
いきなり診療を始めるのではなく、まずは歯医者さんという空間に慣れることから始めましょう。
慣れるための3ステップ
- ステップ1:診療室に入るだけ
- ステップ2:診療台に座ってみる
- ステップ3:器具に触れてみる
こうした段階を踏むことで、子どもは少しずつ緊張をほぐしていきます。麻酔など怖がられやすい器具は子どもの目に入らないように配慮し、歯科器具を身近なものに言い換えて説明することも大切です。
待合室とキッズスペースの充実
待ち時間をリラックスして過ごせる環境も重要です。
子どもがリラックスできる環境
- キッズスペースがあり、絵本やおもちゃが置いてある
- 診療室に子ども向けのアニメが流せるモニターがある
- 院内の雰囲気が明るく、壁の色も子どもの好むピンク色や水色など明るい色を取り入れている
こうした工夫が、子どもの緊張を和らげ、歯医者さんを楽しい場所だと感じてもらうことにつながります。

褒める文化とご褒美システム
子どもは褒められるのが大好きですよね。
ほんの少しでも上手にできたら、笑顔でたくさん褒めてあげる。治療後にシールやガチャガチャなどのご褒美をもらえる。こうした小さな喜びが、次回の通院への動機づけになります。
スタッフが子どもに積極的に話しかけ、優しく接してくれるかどうかも、歯科医院選びの大切なチェックポイントです。
予防歯科への取り組みを重視する
治療よりも予防が本質
治療よりも予防。これが小児歯科の本質です。
子どもの歯は虫歯になりやすく、一度できるとあっという間に進行してしまいます。日本の子どもの90%近くが歯並びに問題を抱えているともいわれており、原因として生活習慣や発育の異常が考えられています。
将来の歯の健康を左右する大切な時期だからこそ、予防に力を入れている歯科医院を選ぶべきなのです。
定期検診とフッ素塗布の実施
定期観察の重要性
定期的にむし歯ができないか観察する習慣をつけることが大切です。
また、永久歯への生え変わりに問題がないかも定期的に観察していく必要があります。フッ素塗布やシーラントといった予防処置を積極的に行い、生活習慣指導や歯磨き指導を通して子どもの虫歯を予防する。
こうした取り組みを重視している歯科医院かどうかを確認しましょう。
口腔機能トレーニングの提供
現代の子どもが抱える口周りの問題は、虫歯だけではありません。
日本人の食生活や生活習慣の変化により、口周りの機能にさまざまな影響が及び、歯並びが悪くなってしまうことがあります。指しゃぶり、口ポカン(口が開いている状態)、姿勢の乱れなどが不正咬合の原因となるのです。
当院のトレーニング内容
当院では、以下のトレーニングを実施しています。
実施する口腔機能トレーニング
- 舌や唇、咀嚼筋などを動かすトレーニング
- 筋肉をリラックスさせるトレーニング
- 咀嚼・呼吸・嚥下のトレーニング
口を適切に機能させることで、子どものうちからあごをバランスよく発育させています。
カリエスリスクテストの実施
お子さまのむし歯リスクを科学的に評価することも重要です。
カリエスリスクテストを行い、お子さまのリスクに合わせた予防プログラムを提供している歯科医院なら、より効果的な予防が期待できます。
リスクに応じた予防アプローチ
- リスクが高い子:頻繁なフッ素塗布や食生活指導
- リスクが低い子:適切な間隔での定期検診
一人ひとりに合わせた予防アプローチが、将来の健康な歯を育てるのです。
当院はママとこどものはいしゃさんの加盟歯科医院です。

丁寧な説明とコミュニケーション
信頼関係は対話から生まれる
信頼関係は対話から生まれます。
患者側の希望や気がかりなことをよく聞いてくれ、お子さまに合った適切な治療法を提案してくれる医師なら、親も子どもも安心して治療を任せられます。
良い歯科医師の条件
- 明確な治療計画と費用を提示してくれる
- メリットだけでなくデメリットも含めて説明してくれる
- 納得するまでしっかりとカウンセリングを行ってくれる
こうした医師を選ぶことが大切です。
インフォームドコンセントの徹底
都合のいいことだけでなく、問題点もきちんと説明してくれる歯科医師であるかどうかも重要です。
メリットとデメリットを理解したうえで正しい治療を受けられるように判断しなければなりませんし、デメリットを話してくれない歯科医師ではどうしても不安になってしまうもの。
疑問点なども遠慮せずになんでも相談でき、きちんと理解できるまで丁寧に説明をしてくれるかどうかも、歯科医院選びには欠かせないポイントとなります。
プライバシーに配慮した相談環境
個室診察室やカウンセリングルームがあれば、さらに医師とのコミュニケーションが取りやすくなります。
他の患者さんに聞かれたくない悩みや、費用面での相談など、プライバシーに配慮した環境で話せることは、親御さんにとって大きな安心材料となります。
お子さまの性格や家庭の事情まで考慮して、最適な治療プランを一緒に考えてくれる歯科医院を選びましょう。
最新設備と衛生管理体制
見えない部分にこそ医院の姿勢が表れる
見えない部分にこそ、医院の姿勢が表れます。
最新の診療機器が治療の質に直結するのはもちろんですが、それ以上に重要なのが衛生管理体制です。特に小児歯科では、感染症予防の観点から徹底した滅菌処理が求められます。
当院では、すべての器具の洗浄をミーレ自動洗浄機で行い、クラスB滅菌器を使用しています。
痛みを軽減する治療技術
子どもが治療に恐怖を感じないように、痛みを最小限に抑える技術も重要です。
痛みを減らす工夫
- 歯肉に表面麻酔を塗る
- 痛みが少ないようにコントロールされた電動麻酔器を使用する
どんなときも痛みが最小限になるように配慮している歯科医院を選びましょう。
デジタル機器の活用
レントゲンや口腔内スキャナーなど、正確な診断をサポートする設備があるかをチェックしましょう。
デジタル化のメリット
デジタルレントゲンは従来のものに比べて被ばく量が少なく、お子さまへの負担も軽減されます。
また、口腔内スキャナーを使えば、不快な型取りをせずに歯型を記録できるため、お子さまのストレスも大幅に減らせます。こうした最新技術を積極的に導入している歯科医院は、患者さんの負担軽減に真剣に取り組んでいる証拠といえるでしょう。
矯正治療への対応と連携体制
早期発見・早期対応が鍵
歯並びの問題は早期発見・早期対応が鍵です。
歯並びが悪いと見た目の問題だけでなく、将来的にむし歯・歯周病になるリスクが高くなります。お子さまの成長する能力を利用して、短期間で歯を抜かずに歯並びを改善できることもあります。
また、早い段階で始めることで、大掛かりな装置を使わずに改善できることもあるのです。
早期矯正相談の実施
矯正無料相談を実施している歯科医院なら、気軽に相談できます。
プレオルソによる早期矯正
5歳頃から始められるマウスピース型矯正治療(プレオルソなど)は、咬みあわせと歯並びを改善すると同時に、口呼吸から鼻呼吸へ改善していく効果もあります。
プレオルソの特徴
- 本格矯正がワイヤーや拡大床で歯を移動させるのに対し、口腔周囲の筋肉のバランスを整えて顎の成長を促進
- 歯列を拡大することで綺麗な歯並びを誘導
- 適齢期は5〜10歳まで
- 顎の成長期に早く行う方が歯並びを改善しやすい
専門医との連携体制
歯列の状態によっては、本格矯正の方が改善しやすい場合もあります。
そうしたケースに対応できるよう、矯正歯科専門医との連携体制が整っているかも確認しましょう。虫歯予防の定期検診や矯正無料相談で適切に判断し、必要に応じて専門医を紹介してくれる歯科医院なら、お子さまの歯並びを長期的にサポートしてもらえます。
通いやすさと診療時間の柔軟性
アクセスの良さは継続通院の鍵
どんなに良い歯科医院でも、通えなければ意味がありません。
自宅や学校、保育園からのアクセスが良い立地であることは、通院の負担を減らします。駐車場が整備されている歯科医院も便利です。
また、平日夜間や週末に診療が可能な歯科医院は、忙しい親御さんにとって大きな助けになります。
緊急時の対応体制
急な歯の痛みやケガなどに迅速に対応できる体制が整っているかも確認しましょう。
特に夜間や週末の緊急対応が可能かどうかは、いざというときの安心材料となります。かかりつけ歯科医として長く付き合っていくためには、こうした緊急時のサポート体制も重要な選択基準です。
家族で通える環境
お子さまだけでなく、家族全員で通える歯科医院なら、通院の手間も省けます。
ファミリーで通うメリット
- 兄弟姉妹を一緒に連れて行ける
- 親御さんも同じ日に診療を受けられる
こうした利便性も、長く通い続けるためには大切なポイントです。ファミリーで通いやすいキッズルーム完備の歯科医院を選ぶことで、家族全員の口腔健康を一箇所で管理できます。
まとめ:お子さまの未来の笑顔のために
小児歯科選びの7つのポイント
小児歯科選びは、お子さまの一生の歯の健康を左右する重要な決断です。
6つの重要ポイント
- 子どもを怖がらせない環境づくり
- 予防歯科への取り組み
- 丁寧なコミュニケーション
- 最新設備と衛生管理
- 矯正治療への対応
- 通いやすさ
この7つのポイントを押さえて歯科医院を選べば、お子さまを安心して通わせられる場所が見つかるはずです。
乳歯ケアの重要性
乳歯は永久歯への場所取りとナビゲーターの役割を担い、話すこと・食べることを覚えるためにとても大事な存在です。
「どうせ生え変わるから」と軽視せず、小さいうちから適切なケアを受けることが、将来の健康な歯と体を育てることにつながります。
当院の取り組み
当院では、お子さまの成長に合わせた診療を行い、歯医者さんを好きになってもらえるよう日々努力しています。
まずは「歯科慣れ」から始め、無理なく治療に進めるようトレーニングを重視しています。矯正無料相談や虫歯予防の定期検診も実施していますので、お子さまの歯について少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

著者情報
- アーブル歯科クリニック 院長 田中 雄一
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略歴
- 2007年日本大学松戸歯学部卒業
- 2007年日本大学松戸歯学部附属病院 臨床研修医
- 2008年~2014年一般開業医勤務
- 2014年アーブル歯科クリニック開院
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所属団体
- 日本大学松戸歯学部有床義歯補綴学講座 非常勤
- 日本口腔インプラント学会
- 日本顎咬合学会
- 日本臨床歯周病学会
- AICインプラント専門医
- BPSデンチャークリニカル 認定医
- スウェーデン歯科学会
- 口腔感染症予防外来認定医
- POIC研究会 ホームケアアドバイザー認定
- 私立アスクかなでのもり第二保育園 嘱託医
- ブレーメン津田沼保育園 嘱託医
- リトルガーデンインターナショナルスクール新習志野校 嘱託医
- クニナ奏の杜保育園 嘱託医
- 習志野市立谷津小学校 学校歯科医
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矯正医
- 田中 慶子
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所属団体
- 日本矯正歯科学会 認定医
- インビザライン 認定医



































