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2021.06.15

見た目はC1程度の虫歯の大きさだけど治療したらC2レベルの虫歯の進行でした

虫歯がないって

言われたのになぜ!?

 

 

アーブル歯科クリニックは歯科医師・歯科衛生士・レントゲンのトリプルCHECKで、ご家族の大切な歯を虫歯から守ります。

(当院は、虫歯ばかり見つけて通院回数を増やす歯科医院ではなく、虫歯の早期発見・早期治療を行い、歯のダメージを減らし歯の寿命を伸ばすための処置をおこなっています)

 

 

C1と思われる虫歯を治療したらC2レベルの虫歯の進行度でした

 

症例1

 

 

エナメル質に虫歯がありました

 

 

治療してみると象牙質に達する虫歯C2レベルの虫歯の進行度合いでした

(黒いところが虫歯です。表面だけの虫歯のように見えて、内部まで虫歯が進行していました)

 

症例2

 

 

 

 

治療してみると内部の象牙質がかなり溶けている状態で神経に達する虫歯C3レベルの虫歯の進行度合いでした

(黒いところが虫歯です。表面だけの虫歯のように見えて、内部まで虫歯が進行していました)

 

この歯の溝の虫歯を見た場合、C2やC3に達している虫歯がどうか判断するには、虫歯治療の経験値が必要です

 

小さい虫歯のように見えて、内部で進行していることが多いのが、虫歯の特徴です

 

 

一眼レフカメラ

 

歯科医師がちゃんと虫歯を治療しているかどうか

自分の目で治療後の結果を確認することができるのが

当院の特徴です

 

歯科医師は、記録の写真を必ず撮影するため、

虫歯の取り残しがないように内部の病巣をしっかりと取り除きます

 

 

当院では治療中の歯の状態は、どのような虫歯だったのか、

治療前・治療中・治療後の数枚を写真撮影し、その場で治療の結果を説明しています

 

そのため、患者様が自分の虫歯の状態を把握することができ、安心して治療を受けて頂けるようにしています。

 

問題が起きている歯や歯茎を口腔内専用カメラで撮影し治療前と治療後を比較。

治療後にモニターに映して説明しています。

 

治療途中も虫歯の取り残しがないことを記録で残しているため、

治療後に歯に何か気になることがあっても

歯科医師の判断だけでなく

自分の目で過去の治療内容を見ることができるので安心です。

 

 

 

 

ほとんどの方が、虫歯は甘い物や磨き残しで虫歯になると思っています

 

正解ですが、

歯の穴をあけるのは、

『虫歯菌』が甘いものを栄養にして歯を溶かす『酸』を出すからです

 

酸を出したからといって、すぐに虫歯になるわけではなく

歯ブラシで磨ききれないところに

長く虫歯菌が付着して酸により歯に穴があいた状態が虫歯です

 

簡単に言うと

虫歯菌がいるから虫歯になるわけです

 

甘いものは直接の虫歯の原因ではありません

 

 

極論を言うと、口腔内に虫歯菌がいなければ、

100年間、歯を磨かなくても虫歯になることはありません

(そんな人はいないと思いますが・・・)

 

 

 

 

生まれてきた時は口腔内に

虫歯菌は存在していません

ヒトは虫歯菌の感染は

この時期に起こります

 

 

大人が虫歯を放置したり、虫歯菌に感染していることに気がつかないで、子供とスプーン・ペットボトルの飲み回し・箸の共有・キスなどの唾液の交換で、感染します。

 

虫歯菌は、ヒトから無症状の段階で唾液感染する感染症です

 

ヒトは3歳までに虫歯菌に感染する度合いにより

虫歯になりやすい体質かどうかが決まってしまいます

 

逆に、この時期のお子さんがいるご家族は

周囲の大人も口腔ケアをしてお子さんに唾液感染させなければ

将来、お子さんば虫歯になりにく体質になります

 

 

 

ちなみにペットの犬からも感染する可能性があります

 

大人からペットの犬に、ヒトの噛み与えたもので唾液感染

虫歯菌に感染したペットの犬から子供に唾液感染

 

という感染経路も考えられます

 

ウィルス感染と違うところは、

 

虫歯菌の感染は、この時期に大量に虫歯菌が感染すると、一生涯、虫歯菌を専門的に除菌しない限り、自分自身では虫歯菌の量を減らすことができないということです

 

ウィルス感染は抗体があるため、感染しても回復しますが、

 

虫歯菌に対する抗体はヒトは持っていないため

一度感染して唾液中に感染してしまうと

口腔内環境は変わらないと言われています

そのため、虫歯菌が多い人は、歯の表面に多く付着しやすくなり歯が溶けやすくなってしまいます

 

毎日、しっかり口腔ケアができれば虫歯になりませんので安心してください

 

 

 

 

 

 

千葉県の家族の『歯の寿命を延ばす会』会員の歯科医院は

歯の寿命をのばしてくれる

お近くの歯医者さん

詳しくはこちらから

 

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虫歯の進行レベルは5段階あります

C0

 

歯の表面がほんの少し溶けて白く濁ります。この時点では痛みもなく、自分でむし歯を見つけるのは難しい状態です。

(イラストでは黒くなっていますが、表面が白濁している程度の虫歯をC0と言います)

 

 

C1

 

表面のエナメル質が溶けて茶色や黒く変色した部分が現れます。この時点でもまだ痛みはありません。

歯の溝の虫歯は全てC1ではなく、溝の虫歯により進行度合いが違う場合があります。そのためC1と診断さえたとしてもC2程度の虫歯になっていることもあります

 

 

歯の溝が着色のように見える

またはC1程度の虫歯のような状態でも・・・

 

 

治療すると象牙質まで達するC2の虫歯の状態でした

早期発見早期治療をしたため、歯のダメージを最小限にすることができ

歯の寿命を伸ばすことができました

 

C1に見える虫歯は象牙質に達していたためC2レベルの進行でした

 

 

C2

エナメル質の内側にある象牙質まで溶けてしまっている状態です。象牙質は歯の内部の黄色い部分。この象牙質まで達している虫歯はC2となります。C2からC3レベルの虫歯の深さは、かなりの差があり、C2だと診断を受けた歯を放置すると、神経まで達する虫歯が進行する場合があります。

 

 

C1レベルの小さい虫歯のように見えますが、重症化したC2レベルの虫歯でした。これ以上、発見が遅れていた場合は神経をとる処置になるところでした

 

 

 

虫歯がないように見えても・・・

歯の間で虫歯になっている

 

 

 

虫歯がないように見えても・・・

歯の間で虫歯になっている

 

 

 

 

C3

歯の神経にまでむし歯が進行した状態です。何もしていない時でもズキズキと激しい痛みを感じます。

 

 

 

 

C4

 

 

歯冠部分がほぼ溶けてしまった状態です。神経が死んでしまうことで一時的に痛みを感じなくなりますが、放置しておくと化膿して再び激しい痛みに襲われます。

C4まで虫歯が進行した場合は、保存不可能となり抜歯となります

 

 

 

 

歯科医師により、虫歯の診断能力には差があります

 

虫歯を様子を見る歯科医師の診断と

虫歯の早期発見・早期治療をする診断

 

どちらが正しいかは、歯の状態によります

 

歯科医師から説明を受け、患者様ご自身で治療の同意を得るかどうか

で歯の寿命は変わってくると考えています

 

天然歯に勝る材料はないと言われていますが、 

かと言って、

小さい虫歯でも放置していると、

C1以上の虫歯は絶対に回復しないため、遅かれ早かれ必ず虫歯が重症化します

 

絶対に回復しない虫歯を様子を見る ということは

病気が必ず進行することを様子を見る ということ

 

 

 

虫歯菌は歯にとって 

歯を溶かす悪性の細菌です

 

 

例えていうなら、 

健康診断に行ってお腹の中にとても小さな腫瘍が見つかりました

検査したら悪性と診断されました

 

しかし、転移もなく今すぐに治療したらこれ以上、絶対に進行しないし、切除部位は最小限で済み、すぐに完治します

 

と説明を受けました

 

あなたは、すぐに腫瘍を切除しますか  

それともまだ進行していないから経過観察して腫瘍が進行してから切除しますか

 

 

治療費でも考えてみましょう

診断を受けてから治療したら、最小限で済んだので治療費の負担と体への負担はほとんどありませんでした 術後の後遺症もありません

 

腫瘍が大きくなるまで経過観察して切除した場合は、腫瘍が浸潤している可能性がある健康なところまで切除しました

 

手術する技術が必要で治療費が高くなったこと、切除する部位が大きかったため、体の負担も大きくなりました 健康な部位まで切除したため、痛みの出やすい神経付近ギリギリまで処置をしました。

そのせいで術後は後遺症が残り、痛みがなかなか消えません

 

 

上記は例え話です

 

しかし、内容は歯科治療に似ています。

虫歯は処置すると必ず、神経のある中心に向かって進行します。

そのため、虫歯の発見や処置が遅れると、虫歯治療後に歯が痛い(神経が痛い)、しみるなど後遺症が残ることがあります

 

 

 

子供の歯が黒くなると進行しないか心配される方は多く、黒いところは様子をみましょうと言われると、その歯医者はちゃんとみてくれないと言われる場合があり

 

自分の永久歯が黒くて 様子を見ましょうと言われると 削りたくないから安心される方いらっしゃいます

 

乳歯だろうと永久歯だろうと、黒いところは同じ虫歯であり

子供だから治療した方がいい、大人だから虫歯は様子を見たほうがいいなどどいう診断はありません

 

 

 

 

虫歯になってもニキビが少しできたかなと思うくらいで病気とは思っていない方もほとんどです

 

虫歯は 歯が溶ける病気です

 

そして虫歯菌は唾液感染するため、

世界中で感染しているほとんどの人が経験したことがある病気です

 

 

 

虫歯のない天然歯は、『永久に使える永久の歯』

 

虫歯になってしまった場合は

早期発見・早期治療で天然歯のダメージを最小限に抑えるか

 

虫歯が進行して、健康な天然歯が少なくなってから治療を始めるか

 

天然歯の寿命が伸びるかどうかの判断になります

 

 

ここまでの話をすると

なんでもかんでも歯を削る歯科医師のように聞こえてしましますが

そうではなく

 

虫歯にならないことが一番大切です

 

しかし、虫歯になってしまったとしたら、最小限で治療する方が歯のダメージは少ないですよという考え方の話になります

 

『永久に使える永久の歯』は治療しないことが最高の治療方法です

 

 

 

もし治療をしたとしても最小限で治療を終えることは、歯のダメージを減らし、永久歯の寿命を伸ばすことになります

最初からいきなり大きな虫歯になってから治療すると健康な天然歯の部分がなくなり、歯の寿命を縮めます

 

また治療した材料の耐用年数により、再発率が上がります

 

 

治療する保健治療の歯科材料の耐久性から

長い人生の中で5〜8年で再治療が起こる可能性が高くなります

 

その理由として

 

 

 

 

ちなみに治療費は、

C1程度の虫歯は発見・早期治療で行う場合は、通院回数が1回で済むことがほとんどで、C2レベルの虫歯の場合、治療費がC1レベルの虫歯を治療するより費用の負担が増し、通院回数が2回になることがあります

 

当院は、虫歯をたくさん削って通院回数を増やす歯科医院ではなく

最小限の治療で、通院回数を減らし、その後、虫歯の再発を防ぐ方法を取り入れて、ご家族全員の虫歯の終息させます

 

何度も言いますが

『永久に使える永久の歯』は治療しないことが最高の治療方法です

 

人生100年時代

 

歯が悪くなってからを治療を繰り返し 治療する人生を継続していきますか

一生が歯が悪くならない人生を過ごして、治療費のかからない快適な人生を送りますか

 

もうわかりますよね?

 

専門的な歯のクリーニングを年に2〜3回程度行い

歯を治療しない人生を過ごしていただければ、ご家族の虫歯が終息すると考えています

 

 

健やかなお口 と書いて 

 

『健口けんこう』 と読みます

 

健やかなお口から全身の健康につながり幸せな人生を送って下さい

 

 

長い文章を最後までお読みいただきありがとうございます

 

 

 

 

 

 

 

 

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