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2025.12.18

歯のクリーニングは必要ない?専門家が語る真実と本当の効果

歯のクリーニングって本当に必要なの?

毎日しっかり歯を磨いているのに、わざわざ歯科医院でクリーニングを受ける意味があるのか・・・そう感じるのも無理はないでしょう。

実は、この疑問に対する答えは明確です。

歯科医院でのクリーニングは、お口の健康を守るために欠かせない予防ケアです。この記事では、歯のクリーニングの真実と本当の効果について詳しく解説します。

 

 

当院はママとこどもの歯医者さん加盟医院です

ママとこどものはいしゃさんのロゴマークは厳しい審査基準をクリアした医院だけがつけている「安心・安全の歯科医院のシンボルマーク」です。

 

子どもの虫歯リスクは〜3歳までの感染で決まる理由

赤ちゃんは生まれたときは、口の中に虫歯菌が存在しません。しかし、1歳半〜2歳半頃に家族の唾液を介して虫歯菌が入り込み、そこで「定着」してしまうことで、その後の虫歯リスクが決まると言われています。この時期は口腔内にいる菌の“座席”がほぼ埋まり、虫歯菌の割合が多いまま定着してしまうと、将来的に虫歯になりやすい体質が続きます。つまり、この時期にどれだけ虫歯菌の感染を抑えるかが、子どもの将来の虫歯予防の鍵になります。

親の虫歯菌が子どもにうつる「主な感染ルート」と対策

もっとも多いのが親の口腔内に潜む虫歯菌が唾液を通じて移るケースです。まずは親自身が歯科医院で治療・クリーニングを行い、虫歯菌を減らすことが最優先です。さらに近年では、口腔内に善玉菌を増やす「プロバイオティクス」という考え方が注目されており、特にロイテリ菌(L. reuteri)は虫歯菌の定着を妨げる働きが研究で報告されています。ロイテリ菌は継続摂取によって口腔内の菌バランスを整え、虫歯菌が増えにくい環境をつくるとされており、子どもだけでなく親が摂取することによって家庭内の感染リスクを下げる効果も期待されています。

 

 

箸・スプーンの共有や噛み与えで虫歯菌が移る仕組み

親が噛み与えした食べ物や、同じ箸・スプーンを共有することでも唾液が移ります。キスなどのスキンシップも完全には避けられませんが、できる範囲で共有を避け、子ども専用の食器を使うことが効果的です。

ジュースや砂糖が虫歯菌を増やすメカニズム

砂糖は虫歯菌のエネルギー源となり、大量に摂ると虫歯菌が爆発的に増えます。特にジュースは口の中に糖分が滞在しやすいため、できるだけ控える意識が重要です。

将来の虫歯予防には1〜2歳半の口腔ケアが最も重要

この短期間の対策だけで将来の虫歯リスクは大きく変わります。ロイテリ菌を利用した菌バランスケアは、ご家庭でできる有効な予防法の一つです。

 

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歯のクリーニングが必要な理由〜セルフケアだけでは限界がある

毎日丁寧に歯磨きをしている方でも、実はお口の中には磨き残しが存在します。

歯ブラシだけでは届かない部分があるのです。歯と歯の間、歯と歯茎の境目、奥歯の裏側・・・こうした場所には、どうしても汚れが蓄積してしまいます。この汚れが時間とともに固まり、「歯石」となります。

歯石は通常の歯ブラシでは取り除けません。

バイオフィルムとは

さらに、歯の表面には「バイオフィルム」と呼ばれる細菌の膜が形成されます。バイオフィルムはネバネバとした粘着性が高く、菌の増殖力が強いため、通常の歯磨きや洗口剤だけでは完全に除去することが困難です。このバイオフィルムこそが、むし歯や歯周病の主な原因となります。

歯周ポケット内の歯周病菌は、およそ3ヶ月で元の数まで増えるという研究結果があります。

これが、定期的なプロフェッショナルケアが必要な科学的根拠です。自宅でのセルフケアは毎日の基本ですが、それだけではお口の健康を長期的に守るには限界があるのです。

歯石とバイオフィルムがもたらすリスク

歯石やバイオフィルムを放置すると、さまざまな問題が発生します。まず、むし歯のリスクが高まります。細菌が酸を生成し、歯のエナメル質を溶かしていくからです。

また、歯周病の進行も深刻です。

歯周病は歯茎の炎症から始まり、進行すると歯を支える骨まで溶かしてしまいます。最悪の場合、歯を失う原因となります。さらに、口臭の原因にもなります。歯石やバイオフィルムに含まれる細菌が、硫化水素やメチルメルカプタンなどの揮発性硫黄化合物を生成するためです。

近年の研究では、歯周病菌が血流に乗って全身に運ばれ、心臓病や糖尿病、認知症などのリスクを高める可能性があることも明らかになっています。

お口の健康は、全身の健康と密接に関連しているのです。

 

当院はママとこどものはいしゃさんの加盟歯科医院です。

 

歯科クリーニングで行われる専門的なケア

    • では、歯科医院でのクリーニングでは具体的にどのようなことが行われるのでしょうか。

      アーブル歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた丁寧なクリーニングを提供しています。

      口腔内検査とカウンセリング

      クリーニングの最初のステップは、お口の中の詳しい検査です。むし歯や歯周病の有無、歯石の付着状況、歯の揺れ具合などを丁寧にチェックします。この検査結果に基づいて、あなたに最適なケア方法や今後のクリーニング頻度についてアドバイスを行います。

      また、自宅でのセルフケアについても具体的な指導を行います。

      正しい歯磨きの方法、デンタルフロスや歯間ブラシの使い方など、あなたのお口の状態に合わせたアドバイスを提供します。

      専門的な歯垢・歯石の除去(スケーリング)

      検査の後は、専門の器具を使って歯垢や歯石を丁寧に除去していきます。

      歯科衛生士は、スケーラーと呼ばれる器具や超音波スケーラーを使用して、歯と歯茎の境目や歯と歯の間に付着した歯石を慎重に取り除きます。超音波スケーラーは、振動によって歯石を砕き、水流で洗い流すため、効率的かつ快適に歯石を除去できます。

      この処置により、歯周ポケット内の細菌も減少し、歯周病の予防と改善につながります。

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    • PMTC(専門的機械的歯面清掃)の効果

      歯石を除去した後は、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれる専門的な歯面清掃が行われます。

      PMTCでは、特殊な機器と研磨剤を使って、歯の表面に付着した着色汚れやバイオフィルムを徹底的に除去します。これにより、歯の表面がツルツルになり、新たな汚れが付きにくくなります。また、コーヒーや紅茶、赤ワイン、タバコのヤニなどによる頑固な着色汚れも取り除くことができます。

      PMTCは、歯ブラシでは落としきれないバイオフィルムを除去することで、むし歯や歯周病の予防に効果的です。

      研磨には歯と同じ成分を配合したペーストを使用し、歯の凸凹を埋め、ステインをつきにくくし、再石灰化を促します。歯の表面を磨くことで、プラークがつきにくくなり、フッ化物が浸透しやすくなるのです。

      フッ素塗布で歯質を強化

      クリーニングの最後には、フッ素を塗布します。

      フッ素は歯質を強化し、むし歯の予防に効果的です。歯のエナメル質を強化し、酸に対する耐性を向上させる効果があります。また、初期のむし歯なら再石灰化により治すことができるため、歯を削る必要がなくなる場合もあります。

      フッ素塗布は短時間で終わり、痛みもありません。

      塗布後は、通常30分程度飲食を控えることで、効果を最大限に発揮します。

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    定期的なクリーニングの驚くべき効果〜科学的根拠に基づく真実

    定期的な歯科クリーニングには、どのような効果があるのでしょうか。

    実は、その効果は科学的に証明されています。

    スウェーデンの30年間にわたる研究が証明した予防効果

    スウェーデンで行われた30年間にわたる研究では、定期的な予防プログラム(セルフケア指導と専門的なクリーニング)に参加した人々は、30年間で新しくできたむし歯の数が平均してわずか1〜2本だったという驚くべき結果が報告されています。

    この研究は、正しいセルフケアと定期的なプロのケアを継続することで、お口の健康を長期間維持できることを科学的に証明しています。

    つまり、定期的なクリーニングは、むし歯や歯周病を効果的に予防できるということです。

    むし歯と歯周病の予防効果

    歯垢は細菌の塊であり、むし歯の原因となります。また、歯石が溜まると歯茎に炎症を引き起こし、歯周病へと進行する可能性があります。定期的なクリーニングでこれらを除去することで、お口の健康を守ることができます。

    歯周病は全身の健康にも影響を及ぼす可能性がある重要な疾患です。

    歯周病菌は血流に乗って全身に運ばれ、心臓病や糖尿病、認知症などのリスクを高める可能性があることが、近年の研究で明らかになっています。定期的なクリーニングでお口の中の細菌をコントロールすることは、全身の健康を守ることにもつながるのです。

     

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    口臭の予防と改善

    歯垢や歯石は口臭の原因となります。

    定期的なクリーニングで、これらを除去することで、口臭を効果的に予防・改善することができます。特に、歯周ポケットに溜まった細菌は強い口臭の原因となるため、定期的なクリーニングで除去することが重要です。

    口臭が気になる方は、まず歯科医院でのクリーニングを受けてみることをお勧めします。

    歯の見た目の改善と審美効果

    コーヒーや紅茶、タバコなどによる着色汚れ(ステイン)は、歯の見た目に大きく影響します。定期的なクリーニングで、これらの着色汚れを除去することで、歯本来の白さと輝きを取り戻すことができます。

    特に、PMTCでは専用の研磨剤を使って着色汚れを効果的に除去するため、クリーニング後は歯の表面がツルツルになり、見た目も美しくなります。

    美しい笑顔は、対人関係や自信にも良い影響を与えます。

     

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    あなたに最適なクリーニング頻度とは?

    歯のクリーニングの理想的な頻度は、お一人おひとりのお口の状態やリスク要因によって変わってきます。

    一般的な目安としては、3〜6ヶ月に1回程度とされていますが、これはあくまで平均的な数字です。

    歯周病リスクに応じた頻度

    歯周病と診断された方や、そのリスクが高い方は、より頻繁なクリーニングが必要です。歯周病と診断された場合は、**1〜2ヶ月に1回の頻度**でクリーニングを受けることをお勧めします。

    歯周病の進行を抑え、健康な歯茎を維持するためには、定期的なプロのケアが欠かせません。

    歯周ポケット内の歯周病菌は、およそ3ヶ月で元の数まで増えるという研究結果があります。このため、3ヶ月に1回の定期検診が一般的な目安とされているのです。

    むし歯リスクに合わせたクリーニング

    むし歯ができやすい方も、頻繁なクリーニングが推奨されます。

    もし過去に何度もむし歯の治療を受けた経験がある場合や、甘いものを頻繁に摂取する習慣がある場合は、**1〜2ヶ月に1回程度**のクリーニングが適しているでしょう。クリーニングと同時に、むし歯のチェックも行えるため、早期発見・早期治療にもつながります。

     

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    特定の状況でクリーニング頻度を増やすべきケース

    いくつかの特定の状況では、通常よりも頻繁にクリーニングを受けることが推奨されます。

    歯石がつきやすい方

    2〜3ヶ月に1回のクリーニングをお勧めします。歯石は歯垢(プラーク)が固まったもので、通常の歯磨きでは取り除けません。歯石の表面はザラザラしているため、さらに歯垢が付着しやすくなり、歯周病の原因となります。

    歯並びが悪い方

    歯と歯の間に汚れがたまりやすく、歯ブラシが届きにくい部分が多いため、1〜3ヶ月に1回のクリーニングが推奨されます。特に歯間の隙間が狭い部分や奥歯は、汚れが蓄積しやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

    喫煙者の方

    タバコの煙に含まれる有害物質が歯に付着し、歯石や歯垢がつきやすくなります。また、タバコのタールが歯に着色を引き起こし、歯周病や口臭の原因にもなります。そのため、1〜3ヶ月に1回のクリーニングが推奨されます。

     

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    着色汚れが気になる方

    コーヒーやお茶、赤ワインなど、着色しやすい飲み物をよく飲む場合、2〜3ヶ月に1回のクリーニングが適しています。ただし、この場合は審美目的のクリーニングとなるため、保険が適用されないことがあります。

    セルフケアがしっかりできている方の理想的な頻度

    日々のセルフケアがしっかりできている方は、比較的長い間隔でのクリーニングでも十分な場合があります。

    毎日のブラッシングに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを適切に使用し、食生活にも気を配っている方は、3〜4ヶ月に1回のクリーニングで十分な場合が多いです。

    ただし、これはあくまで一般的な目安です。

    最終的には、歯科医師や歯科衛生士の診断に基づいて、あなたに最適な頻度を決めることが大切です。セルフケアがしっかりできているからといって、クリーニングをまったく受けないというのはお勧めできません。どんなに丁寧に歯磨きをしても、歯ブラシでは届かない部分や取り除けない汚れがあるからです。

     

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    よくある質問(Q&A)

    患者さんからよくいただく質問にお答えします。

    Q1. 歯のクリーニングは痛いですか?
    1. 基本的に痛みはほとんどありません。ゴム製やブラシなどの器具を使って時間をかけて丁寧にクリーニングをするため、安心して受けていただけます。ただし、歯周病や歯肉炎などトラブルがある場合は、処置の際にしみや痛みを感じたり、多少出血することがあります。その場合は、遠慮なくお伝えください。
    Q2. クリーニング後に気をつけることはありますか?
    1. フッ素塗布後は、通常30分程度飲食を控えることで効果を最大限に発揮します。また、クリーニング直後は歯の表面がツルツルになっているため、着色しやすい飲み物(コーヒーや紅茶など)は控えめにすることをお勧めします。
    Q3. クリーニングで歯は白くなりますか?
    1. クリーニングでは、歯の表面に付着した着色汚れやステインを除去することで、歯本来の白さを取り戻すことができます。ただし、歯の内側の象牙質の色を変えることはできません。より白い歯を求める場合は、クリーニング後のホワイトニングがおすすめです。
    Q4. 保険は適用されますか?
    1. 歯周病の治療や予防を目的としたクリーニングは、保険が適用される場合が多いです。ただし、審美目的(着色汚れの除去など)のクリーニングは、保険が適用されないことがあります。詳しくは当院にお問い合わせください。
    Q5. どのくらいの時間がかかりますか?
    1. お口の状態にもよりますが、一般的には約1時間程度です。初回の場合は、詳しい検査やカウンセリングも含めて、もう少し時間がかかる場合があります。

     

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    まとめ〜歯のクリーニングは必要不可欠な予防ケア

    歯のクリーニングは、決して「必要ない」ものではありません。

    むしろ、お口の健康を守るために欠かせない予防ケアです。セルフケアだけでは取り除けない歯石やバイオフィルムを除去し、むし歯や歯周病を効果的に予防できます。スウェーデンの30年間にわたる研究でも、その効果は科学的に証明されています。

    クリーニングの頻度は、お一人おひとりのお口の状態によって異なります。

    一般的には3〜6ヶ月に1回程度ですが、歯周病リスクが高い方やむし歯ができやすい方は、1〜2ヶ月に1回のクリーニングが推奨されます。喫煙者や着色汚れが気になる方も、より頻繁なクリーニングが効果的です。

    定期的なクリーニングには、むし歯と歯周病の予防、口臭の改善、歯の見た目の向上、全身の健康への貢献など、多くの効果があります。

    アーブル歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた丁寧なクリーニングを提供しています。お口の健康に関するお悩みやご質問がございましたら、お気軽にご相談ください。

  • 名医のいる病院にアーブル歯科クリニックが掲載されました!

      • 著者情報
            • アーブル歯科クリニック 院長 田中 雄一
            • 略歴
            • 2007年日本大学松戸歯学部卒業
            • 2007年日本大学松戸歯学部附属病院 臨床研修医
            • 2008年~2014年一般開業医勤務
            • 2014年アーブル歯科クリニック開院
            • 所属団体
            • 日本大学松戸歯学部有床義歯補綴学講座 非常勤
            • 日本口腔インプラント学会
            • 日本顎咬合学会
            • 日本臨床歯周病学会
            • AICインプラント専門医
            • BPSデンチャークリニカル 認定医
            • スウェーデン歯科学会
            • 口腔感染症予防外来認定医
            • POIC研究会 ホームケアアドバイザー認定
            • 私立アスクかなでのもり第二保育園 嘱託医
            • ブレーメン津田沼保育園 嘱託医
            • リトルガーデンインターナショナルスクール新習志野校 嘱託医
            • クニナ奏の杜保育園 嘱託医
            • 習志野市立谷津小学校 学校歯科医
            • 矯正医
            • 田中 慶子
            • 所属団体
            • 日本矯正歯科学会 認定医
            • インビザライン 認定医 
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